BORBOLETTA 10’th ANNIVERSARY
2015年12月16日、おかげさまで ボルボレッタは10周年を迎えました。

 
1912年5月 初代【中澤千代】がこの伊勢の地に【千代美容室を開業】してから
創業103年、新年には~104周年を迎えます!

東京生まれで麹町育ちの聡明で機転のきく祖母は,皇室護衛の近衛軍の軍人の長女でした。
12歳年下の男の子が生まれて喜んでた矢先にお父様が急死。
父の故郷の伊勢に帰って僅か2年、母と弟を養う為に14歳で千代美容室を開業しました。
明治生まれの気骨と大らかさを持ち合わせた祖母は、三重県の第一号の電髪パーマ機械を入れ
伊勢の美容室のオーナーに技術を教え、その方のお客様を連れてきて、一人分のパーマ液を
売ってあげて、自分の美容室を提供していたそうです。儲けたら自分のお店に入れたら良いと。
それまでは千代の機械を自由に使って良いという親分肌の人でした。人脈が広く、東京から
第一線の講師を呼んで~伊勢で講習会を開催し、地域の美容技術の向上を常に考え、いち早く
伊勢に美容学校を作り、初代校長はお祖父ちゃんでした。
三重県の美容組合の副会長、
自民党の女性部長をしていた祖母を知る人たちは口を揃えて「私たちはお婆ちゃんの手のひらで
転がしてもらっとった様なものなんさ」と仰る。
技術と経営が三度のご飯より好きという向上心の強い
笑顔が素敵な人の痛いところの判る苦労人でした。
千代の婚礼を教える~と、母が亡くなった後
何度かご自身が担当する婚礼に私を同行させて本当に心と技術、処世術などを一生懸命教えてくれました。
お客様として誰かをみる経験が全く無い私には祖母のひと言一言は人生修行そのものでした。
ありがとう~お祖母ちゃん、心から感謝しています!!!
因みに祖母は3人の娘と4番目に長男が見えますが、娘には全員養子をとったので全員中澤姓です。
娘は其々に店舗、息子には美容師の嫁をとり、全員美容一家でした。叔母は、世界美容選手権に
日本代表で出ています。的確に何が向いているか、どう持っていったら落ちるかを見極めるプロでした。

二代目の「中澤登美子」は千代の長女、性格も体格も一番似ていました。母は否定してましたが(笑)
この二代目が~親友の後押しもあって【 婚礼衣装を始めました 】ブライダル衣装のルーツです!

2人目の息子(現・主人)が11ヶ月になった時、心臓発作で急逝されたお父様は享年29歳。
その年に開催された【お伊勢博】担当の市役所職員で、写真が好きで現像も自分でされてたとか。
2歳11か月と11ヶ月・・・可愛いさかりの二人の子供の写真が今でもいっぱいあります。
「衣装借りてくださるお客様がみえると、お父ちゃんが天国から応援してくれとるんや~って想てな」
と母は嬉しそうに話してました。「衣装屋は、お父ちゃんが天から授けてくれたプレゼントやと想う」
27歳でご主人を亡くし、女手一つで二人の息子を育てて美容師にした母は、次男が結婚した2年後
立派な5階建ての社屋も建てて~54歳の若さで大好きだったお父ちゃんのもとに往きました。

この亡くなる直前に生まれたのが~「四代目の中澤友里」
「登美子先生にソックリ~!!!」が、ドクター・助産婦さん・看護師さん全員の出産の第一声でした!

二代目の生まれ変わりと言 われた友里が三か月だけ~と今のBORBOLETTA の立上げを手伝ってくれました。
実際には、立ち上がってからも4年でしたか・・(笑) それから東京ベースに海外へも何度も行き
そして、様々な人生修行をして昨年3月に継承すると覚悟して再入社しました。

美容室の二階で看板一つない衣装室にも関わらず、沢山のお客様にご愛顧いただいた母の想いが詰まった新道から
現在のサロンがある国道の黒瀬町交差点の角地に、新たな社屋を新築OPENしたのが~2005年12月16日

新らたに【 株式会社ボルボレッタ 】が誕生しました。

25坪の千代美容室の2階の衣装室から、さらに進化させて【ちよちよ・・・蝶々!】
世界一希少価値の高い青い蝶~【青い蝶に出逢うと幸せになる!】
BORBOLETTAはポルトガル語の【不死蝶・永遠の愛】の意味
蛹から蝶になることから【美しく変身するものたち、美しく変われる場】

商標は千代の伝統と母の想いを忘れず【ブライダル千代 Studio ボルボレッタ」としました。

「三代目中澤よりこ」は、次男の嫁として義母登美子が亡くなる前に誰も居ない病院で、
母が真剣に何かになったが如く力強く
【あんたに任せるんな! 頼むんな! 最後はあんたしかおらんのやから!】
何言うとんの~立派な息子が二人おるのに~という私に
【 違う違う! あんたしかおらんのやって! 最後は順子さん、あんたがやることになるんやから、頼むんな!!!】
そう言って握った手の強さと感触・・・目力・・・まだ覚えています。
母が天国のお父ちゃんからのGIFTだと想った婚礼衣装と婚礼美容、その想いを継承し次に渡すのが私のお役目。

そして今から13年前、大病を奇跡的?にパスした直後、何故か初めて真剣に倭姫宮にお参りしたら、亡くなったはずの
初代の千代お祖母ちゃんが一緒にいる感じがして不思議でした。
そういえば祖母は信心深く、倭姫奉賛講の役員で
5月の子供の日は鯉のぼりを届けてくれたなぁ・・・と想った瞬間に、私が生まれた時からだったか??
小さい頃外宮さんの 森で遊ばせてもらって、高校のデートで勾玉池2週したとか?一瞬のうちに50年分の人生が
走馬灯の様に全部みえた気がした体験をし、それが何だって話なのですが、その直後に・・・

ご結婚されるお二人が新郎新婦様の第一礼装の御姿で、出来ればご家族も皆様、日本の正装の着物を着て
日本の最高神である伊勢神宮の天照大御神さまに結婚の感謝を伝える正式な参拝と結婚のご祝祷の祝詞をいただいて
お神楽の御奉納が出来れば、最高に幸せなスタートがきれるし、素敵だよなぁ~絶対に善いよなぁ~!
ご結婚式は、猿田彦神社さまで挙げられて、その足で皆様揃って参拝にご案内出来る形はとれないものだろうか・・・

それが【 お伊勢さん和魂式 】のプロデュースの始まりだったのです。

神宮司廰に出向き、広報の方々や、またそういう時は不思議と神宮に詳しい方やお繋がりのある方に沢山ご縁をいただき
様々な方からお話をお聞きしながら、一つひとつまとめていったのが~今の【お伊勢さん和婚式】だったのです。

ボルボレッタへの移転に向けて、千代とは別に、初めて単独のホームページを作ろうと想い、担当者の方と話の中で
軽く振ってみたら「よりこ先生、それ凄く良いと想います! 是非~HPに載せましょう!!!」と言ってくれなかったら
多分、今もこの形の神宮参拝をするという和婚式はなかった事は確かかと想います。
というのも、スタッフ全員から、一体何で 神宮行くんですか?したい人なんて誰も居ませんよ!誰も興味ないと想います・・・
取り付く間もない程に、完全否定だったのです(笑) でも、東京の友人話したら、それは有難いよねぇ~善いと想うと。
もうめげずに一人でタイムスケジュールとプランなどを考えた甲斐がありました。HPに掲載してOPENしてみました。
そしたら何と・・・HPをUPした直後に「お伊勢さん和婚式」のお問い合わせが、東京から入ったのです。
plusビックリ!とっても美しい花嫁さまが、私の同じ大学の後輩だったのです。一応キリスト教学が必須の大学(笑)

初代・中澤千代と、二代目・中澤登美子がいつも優しく見守っていてくれているBORBOLETTAのサロン
そして、この日の本・伊勢神宮 のご鎮座まします伊勢の地で、創業104年目の新春を迎えようとしている事に
感無量の感謝と有難さ、本当に沢山の素晴らしい皆様とのご神縁に支えられ助けていただき、応援していただき
母の想いをもっと高みに進化させたいの一念で~新たに立上がった【 ブライダル千代 スタジオ ボルボレッタ 】

皆様のご愛顧のおかげさまで12月16日に10年目の節目を迎えることが出来ました。

心より感謝申し上げますと共に、皆様にもっともっと喜んでいただけるBORBOLETTAを目指して
スタッフ一同これからも精一杯努力していきます事をお約束致します!

今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
株式会社ボルボレッタ
代表取締役社長
中澤 順子